婚活をするなら相手を幸せにすることもセットで考える
婚活がうまくいかない人の共通点は、自分の都合を優先しがちなところです。自分が幸せになりたいと思う人は多いものの、相手を幸せにすることを考えられる人が少ないのです。自分の都合を優先してしまうと婚活が失敗しやすくなり、疲れてしまったり、無力感にさいなまれる原因になります。
結婚したいと考えるのであれば相手の立場や考え方にあわせたリターンを提案する必要があり、どのようなリターンを望んでいるかは会話を通して知るしかないのです。
ポイントになるのが、疲れやすいのは相手も一緒だということです。男性であれば収入を中心に選ばれることが多く、女性であれば見た目などの容姿だけでなく家事の能力を求められるケースが多くなります。男女の違いだけでなく、人によって得意なことは変わってきます。家事の分担が当たり前になっているのもポイントです。
専業主婦や主夫であってもたまに家事を休める日が必要だからです。不公平が生じれば疲れがたまる一方になります。どちらかに負担を求めるような姿勢を当たり前と思うのではなく、コミュニケーションによって価値観の違いを確認していくようにしましょう。
条件だけでは婚活はうまくいかないため、しっかりとコミュニケーションが取れるのか、お互いの価値観のすりあわせができるかが大切です。求められているものが根本からずれていることもあります。自分の考えに融通が利かせられないことが原因でうまくいかないケースも多く、デートなどにつながらない、デートをしても振られてしまう原因になることもあります。
アラフォーが近くなっている場合や、アラフォーを超えてしまうと、自分を変えること自体にストレスを感じがちです。しかし、自分の中の常識自体がずれていることは婚活がうまくいかない原因になることもあるため、謙虚に自分を見つめ直すことが大切になるのです。その上で、相手にどのようなメリットを提示していくかが大切になります。
結婚したいのであれば付加価値を打ち出していくのが重要になる
婚活をするのであれば、自分の付加価値を打ち出していく必要があります。年収が高い人間や、容姿に優れた人間はたくさんいます。しかし、性格に問題がある場合や、コミュニケーション能力に問題があって結婚がうまくいかないケースが出てきます。
ポイントになるのが収入や容姿にプラスアルファで何が提示できるかです。収入があっても浪費癖があればマイナス印象になるため、投資信託や年金保険などの金融資産で管理能力をアピールするなど、工夫が必要になるのです。また、家事ができても一緒にいて心が休まらないなら結婚の対象から外れやすくなります。
逆に、仕事ができて家事にも協力的であれば結婚したいと思う人は増えます。共働き世帯が増えているだけでなく、子供をつくることを前提としている場合は、ある程度家事を分担できることが必須になってきているためです。
デートに挑む以前に、価値観のすりあわせができなければチャンス自体がなくなってしまいます。日ごろの意識から見直したほうが良いケースは多いのです。アラフォーを過ぎてしまうと、結婚のハードルが大きく上がります。
また、価値観自体を変えられずに、時間とお金を無駄にしたと考える人も増えやすくなります。時間は有限であることを自覚し、早め早めに軌道修正を行っていかないと、ますます結婚が難しくなっていくでしょう。
相手の幸せそうな姿を見たいと考え、話をよく聞いて価値観を変えていくだけでも、婚活の成功率は大きく変わります。無理にあわせる必要はないものの、思考の柔軟性や精神的な余裕が試される部分もあるのです。