時間やアドバイスをお金で買う感覚は重要になる
結婚したいと思ってもうまくいかない場合は、何らかの原因があることに注意が必要です。うまくいかないのは運が悪かったからと思うことも必要ですが、自分を振り返る謙虚さがないと同じ失敗を繰り返してしまうことになります。アラフォーが間近である場合や、アラフォーになるまで恋愛経験がない場合は特に注意が必要です。
ポイントになるのが、年齢を重ねても相手がいないことが、性格などに問題があると疑われる原因になりかねないことです。性格が悪い人はお断りするのが基本ですが、第一印象が悪くなるような態度をとってしまえば出会い自体が逃げてしまいます。自分の行動や時間の使い方を見直し、短期間で結果を出すつもりがなければ婚活は失敗しやすくなるのです。
大切なのが、時間やアドバイスを購入するという感覚です。婚活にはお金がかかるケースが多く、なるべく節約しようと考えがちです。しかし、婚活サービスにはコンシェルジュサービスやアドバイスサービスのオプションがつく場合が多く、うまく活用することで客観的に自分を見直せるようになります。
アドバイスを受けるだけで自分の長所の生かし方や、結婚の可能性がある層がわかりやすくなる場合があります。使えるサービスは徹底的に使い、自分の力に変える意識が大切です。積極的にお金を使い、効率よく相手を探す方法や、出会う相手自体を絞っていく方法もあります。統計に基づいてAIでマッチング率を高めていくサービスなども存在するからです。
勘に頼って婚活をしているのであれば、別の切り口から試した方が近道になる場合もあります。自分がしたい理想の結婚と、実際に結婚して幸せになれる相手が違うケースもあるため、様々な視点で見直すことが大切です。
アドバイスを素直に聞くのが重要になることも
アラフォーになると、自分の価値観がしっかりしてくることが多くなります。結婚したいと思ってもプライドが邪魔して一歩目が踏み出せない場合や、経験上の感覚から相手の言葉を否定してしまうこともあります。注意したいのは、結婚ができていない時点で恋愛の経験則があてにならないことです。
アラフォーであっても恋愛や結婚を考える上では初心者ということは珍しくなく、経験があっても正しいかどうかを見直す必要があるのです。恋愛のトラウマからより結婚できない方向に性格をこじらせてしまう人も多く、注意が必要なポイントになっています。大切なのは、結婚したいという相手に自分を受け入れてもらおうとするのは無理があるということです。
自分を受け入れて欲しいという前に、自分に何ができるかを提案するのが基本だからです。魅力を感じない赤の他人にわがままを言われても、精神的に未熟な人にしか見えなくなります。自分の都合で相手を振り回すことになりかねないため、第三者目線からみて魅力的な人間に見えるか考えていく必要があります。
コンシェルジュサービスなどを利用し、アドバイスを素直に聞くことは非常に重要です。恋愛や結婚のスペシャリストがいるのであれば、まずは言葉を受け入れ、心当たりがないかチェックする必要があるのです。
デートのハードルを上げすぎるのは危険になる
結婚したいと思うのであれば、会話やデートを重ねてコミュニケーションを重ねていく必要があります。婚活は相手を見つけて終わりではなく、相手が見つかってからが本番です。コミュニケーションのとり方を失敗すればデートにすらこぎつけられないケースもあります。
デートになかなか進めずに疲れてしまう人もいるため、うまくいかないと思った場合は見直しが必要なポイントにもなります。基本的なこととして、デートと結婚はイコールではないことを認識する必要があります。デートは結婚できるかどうか見極めるための過程の一つです。相手に過剰なエスコートや気遣いを求めてもマイナス印象になります。
また、先走るのも危険です。結婚を前提とした話題を振り続ければ、重い人間だと思われる可能性があります。まずは相手を知ることと、自分を知ってもらうことが重要です。家族の話は後にするなど優先順位をしっかりと決めておくのが無難です。アラフォーになるとある程度苦労を重ねている人が多くなります。
苦労に理解を示してくれる人がいる一方で、苦労話自体を聞きたくない精神状態の時もあります。相手がデートを楽しめているか、信頼をしてくれているかどうかを見極めつつ会話を選ぶことが、重要なコミュニケーションになるのです。相手の都合を無視してしまえば、気持ちを受け止めてもらえない自分も、ぶつけられた相手も疲れてしまいます。
まずは安心して話せる場や関係を築くことが大切になることを踏まえ、チェックポイントを設けるにしても複数のデートに分割するなど、ハードルを上げすぎないように工夫するのがおすすめです。デート自体に慣れていない相手もいるため、成長性を見ることも大切なのです。
予定をつめすぎても疲れるだけになる点に注意
婚活で疲れる原因になりやすいのが、予定のつめすぎです。婚活パーティーやデートなどに時間を割きすぎ、本領を発揮できなくなるケースがあります。婚活がうまくいかない原因の一つに、チャレンジ不足があげられる場合があります。特にアラフォーとなるとプライドの高さから臆病になってしまうケースが多く、チャレンジ自体を避ける人が出てきます。
しかし、むやみに数を打っても出会いにつながる確立が高くなるとは限らないのです。婚活は意外と頭を使う作業です。戦術や戦略を考えるためには立ち止まって考えることも大切なため、メリハリを意識して行動した方が良いのです。
婚活パーティーに参加するのであれば、利用する人の年齢層などをあらかじめチェックしておきます。主催する団体で参加者層が変わることがあります。趣味や年収などの自分が好むタイプの婚活パーティーであっても、主要な層が一致しなければ時間が無駄になる可能性もあります。前回開催時の人数や評判などをチェックすることも重要です。
一度婚活パーティーに参加した場合は、振り返る時間を作ることも重要になります。中には婚活パーティー自体に馴染めない人もいます。婚活パーティーは次々と違う人と話す時間が設けられていることが多く、じっくりと一人一人と話したいタイプの人は不向きな場合があるからです。
婚活パーティーが駄目であれば、結婚相談所のコンシェルジュサービスを活用する、マッチングサイト経由で婚活をするなど、自分の長所を生かせる手段を選んだ方が良いのです。口下手であれば、魅力的な部分をコンシェルジュが見つけて教えてくれる場合もあります。
マッチングサイトでも有料オプションでコンシェルジュサービスが利用できる場合が多いため、自分が不足している部分を積極的に埋めた方が良いのです。婚活パーティーに向いている人は、連絡先の交換が気軽にできるアクティブな人や、相手の会話の引き出すのがうまい人です。
数回婚活パーティーに参加して、何人に連絡先を渡して、何人からデートの誘いがあったかを数字化してみるのもおすすめです。数字が低いと傷つく結果になることもありますが、全く何も手ごたえがないまま婚活を続ければさらに辛くなる可能性があります。
そもそも相手がいない場合は活動する場所を変えるのが基本であり、連絡先自体を渡せなかった場合は自分の行動を見直す必要があります。一つ一つ課題を見つけ、クリアする方法を考えていくのが成果を出すポイントなのです。