恋愛がうまくいかないことで婚活を始める人も多い
恋愛がうまくいかないことが原因で、婚活の方が良いのではと考える人がいます。実は、恋愛に適性がある人とない人には明確な違いがあり、婚活の方が長所を生かせるケースもあるのです。
これは恋愛が感情や理想を原動力としているのに対し、婚活は生活の安定性や現実性が重要になるからです。異性に夢を見られない人や、条件をつき合わせて冷静に交渉できる人は婚活の方が向いています。
一方、恋愛で重要になるのは、勘違いしても進んでいく情熱や相手を酔わせる技術です。恋愛状態に陥ると正常な判断が下せなくなるケースが多く、結婚後に離婚する原因となります。勢いで結婚したものの、後で条件が一致しないことに気づいてしまうケースも多いのです。
また、その時までに子供がいるかいないかによって、その後の人生が大きく変わってしまう場合もあります。
婚活では、お互いが求める条件をチェックするのが基本となります。婚活サイトや婚活パーティでは年収や安定性、ライフスタイルなどが厳しくチェックされます。パーティの中には年収や年齢など一定の参加条件を設定しているものもあり、そういったものに参加ができれば、最低限の条件をクリアしている相手だけを選べる場もあります。
結婚したいと考えているのであれば、結婚が現実的で、持続可能であるかを確認することが大切です。婚活パーティでは、後からコンタクトをとることが可能なケースも多く、冷静に判断した上でデート相手を選ぶこともできます。
判断にきちんとした根拠があれば、誤りがあっても初期の段階で修正が可能です。相手を選び直したり、別の相手とコンタクトをとって違いを知るなど、試行錯誤ができる余地も大きいのです。
婚活がうまくいかない場合は見直しをこまめにする
婚活をはじめても、すぐに結婚したい相手が見つかることはまれです。また、結婚したいと思える相手は競争が激しく、競い負けてしまうこともあります。アラフォーであれば若いライバルと比較されるなど、年齢がハードルになる場合もあります。
ポイントは、条件やアプローチ方法を見直すことです。条件を厳しく設定しすぎれば、相手を選ぶ余地がなくなり、気持ちにも余裕がなくなる原因となります。選び直す余地がないと精神的に追い詰められてしまい、判断を誤ってしまいます。常に一定の選択肢を確保できるように、少しずつ相手に求める条件を緩めていった方が良いでしょう。
アラフォーになると価値基準がはっきりとできあがり、判断のスピードも速くなる傾向があります。一方で、相手から見ると柔軟性が足りないと思われるケースも増えてきます。譲れる条件が多い方が交渉をしやすくなるため、絶対的な基準を減らし、譲れる余裕を見せることが重要です。
アラフォーは、年齢による精神的な余裕や、経済的余裕が大きな武器になります。若いライバルと若さや将来性を競っても勝ち目はないので、自分の長所を生かす方向で調整した方がデートなどにこぎつけやすくなるでしょう。無理に自分を変えようとしても疲れるだけです。自分の行動をこまめに見直し、条件を変化させた方がプラスになります。
いつも同じ行動パターンをとって抜け出せなくなる人も多いです。ちょっとした冷静さや客観性が、婚活の成功率を変えてくれるのです。デートも高望みをしないのがポイントで、相手の努力や考え方を評価するなど、良いところを探すようにしましょう。
誘ってくれない場合は自分から誘ってみるなど、性別にこだわらず行動することも大切です。相手の行動を待って疲れてしまうよりも、自分から行動して状況を変えていきましょう。時間を無駄にしない意識を持つことが、婚活を成功させる秘訣なのです。